グリーンパワーインベストメントって何をしている会社ですか?と尋ねたら…

 住民説明会で、ある住民の方が質問されていました。「御社は何をしている会社ですか?主な売り上げは何なんですか?」と。それに対してグリーンパワーインベストメント社の執行役員(どれくらい偉い地位か分かりませんが、偉い人のようです。)の松岡氏は「風力発電所からの売電(収入)で成り立っている」と答えました。

 

 質問された方は「公表されている資料を見ると、御社の売上は激しく増減している。風力や太陽光は比較的安定して発電しており、FIT制度によって買い取り価格も安定しているから、売電収入が主な売上なら売上高がこのように激しく増減するはずはない。そして稼働した発電所の見込み売電額と売上高が乖離している。御社は一体何を生業(なりわい)としている会社なんですか。」と重ねて質問。すると松岡氏は「売電をしている子会社に出資しており、その配当が売り上げ…」と発言を「訂正」。

 

 これを聞いて、私は激しく違和感を感じました。なんで、最初から正直に言わないんだろう。なぜ、ごまかすんだろう。私は自分の仕事の内容を聞かれたら、何も隠すことなくありのままを答えます。自分の仕事を正直に言えないなんて、庶民の感覚では、よほど、やましいことをしているか、聞いている人をだまそうとしているかのどちらかしか考えられません。グリーンパワーインベストメント社の「本質」が垣間見えたと思いました。

 

グリーンパワーインベストメントのホームページより

 グリーンパワーインベストメント社はこのようなファンドを組んで、投資家からお金を集めて、それを投資に回して儲けているんでしょうね。口では「環境」だの、「エネルギー」だの言っていますが、お金が集まりやすく、儲かりやすいから風車を建てているだけ。それを知られたくないから、ごまかそうとした…としか私には受け取れません。