津市の水源が危ない?!

 今回、風力発電所が建設されているエリアは「特定水源地域」に指定されています。

https://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000418065.pdf

 

 特定水源地域とは、三重県のホームページには次のように説明されています。「水源地域の中でも特に重要な地域として、水道の水源となっているダムの上流や簡易水道の水源地等を指定します。特定水源地域においては、森林法に基づく保安林指定の推進や市町、森林組合等による森林の公的な管理を促進します。」

 

 今回、私たちの「水源」が開発されようとしています。それを行うグリーンパワーインベストメントという企業は、以前にも書きましたが、アメリカの企業が50%以上出資している企業です。そして、風力発電に対して投資家に出資を募るファンドを形成しています。グリーンパワーインベストメント社は「大丈夫」と言っていますが、この企業が「身売り」されたらどうなるのでしょうか?それも、例えば中国企業に・・・。

 

 折しも国会で、北海道の土地が中国企業に買収され塩漬けになっているという、中国企業による「日本買収」の問題が取り上げられていました。水の豊富な日本で、その水源地を中国企業が買収しないと、どうして言えるのでしょうか?これは中国企業に限りませんが、とにかく、水源地は外国企業に任せることはできないのです。私のこうした不安が杞憂に終わればいいのですが・・・。何の保障もなければ、それを避けるに越したことはありません。

 

 津市の皆さんにも、津市の議員さんにも、このことは真剣に考えてもらいたいのです。

 

 さて、いよいよ環境影響評価(環境アセス)における、最後の住民説明会が近づいてきました。多くの皆さんに参加していただいて、自分の疑問をぶつけてもらいたいと思います。

  • 6月6日18時30分から 安濃中央総合公園体育館(定員150人)

 グリーンパワーインベストメント社には「意見書」という形で声を届けられます。意見書は難しいことを書かなくてもいいんです。もちろん、自分の専門的な知識を活かせる方や、自分で調べたことを書くのも大歓迎!でも、そういうことが書けなくても、自分の経ヶ峰への思いや、「風車は経ヶ峰にはいらない」という思いを書くだけでも十分な効果があります。このブログを参考にしてくださってもOKです。数も大事なんです。ぜひ、反対の声を届けましょう。

 

 意見書は書面(何に書いてもいいですよ。)に、対象事業の名称(平木阿波ウインドファーム事業・平木阿波第2ウインドファーム事業と書きましょう。)、住所、氏名を書いて、津市役所環境部環境保全課や美里・安濃・芸濃の各支所ならびに伊賀市役所、大山田支所にある意見書箱に入れましょう。

 グリーンパワーインベストメント社に直接郵送しても大丈夫です。あて先は

〒107-0052  東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 9階 です。