6月6日 住民説明会終わる。

 6月6日、津市安濃町の体育館で、経ヶ峰付近に計画されている風力発電所「平木阿波ウインドファーム」「平木阿波第二ウインドファーム」の環境影響評価準備書に関する住民説明会が終わりました。参加者は70名ほど。手紙で訴えた甲斐があったのか、津市議会議員さんも何名か聞きに来てくださいました。6月議会中ですから、何らか議会で話題になったり、何らかアクションを起こしていただけるとありがたいと思います。

 

 6時半に始まり、1時間ほど説明があった後、住民からの質疑応答タイムは1時間ほど。当然、そんな時間で住民からの質問が終わるはずもなく、結局、体育館閉館時間ぎりぎりの9時15分まで延長。でも住民からは「不完全燃焼や」という声があがりました。終わってから聞いたら、事業者側は明日の午前中、後片付けをするために体育館を借りているとのこと。だったら最初から9時半ぎりぎりまでやると言えばいいのに、8時半終了という。「9時まで延長してやったんだぞ。住民の要望に応えたぞ。」というポーズのためか・・・。

 

 不完全燃焼の理由のもう一つは、グリーンパワーインベストメントの回答の誠意のなさ。まったく質問に答えていない時もあるし、「誠心誠意」などの言葉を繰り返すだけの空疎な回答ばかり。「住民説明会」を形骸化、セレモニー化しようとしている気がしました。

 

 とりあえず、事業者に直接意見を言える機会は、環境アセスではこれで最後。しかし、意見書を書いて、自分の意見を伝えることはできます。意見書は事業者だけでなく、津市長や三重県知事なども目を通します。皆さんの声を届けましょう。

 

 意見書は難しいことを書かなくてもいいんです。もちろん、自分の専門的な知識を活かせる方や、自分で調べたことを書くのも大歓迎!でも、そういうことが書けなくても、自分の経ヶ峰への思いや、「風車は経ヶ峰にはいらない」という思いを書くだけでも十分な効果があります。このブログを参考にしてくださってもOKです。数も大事なんです。ぜひ、反対の声を届けましょう。

 

 意見書は書面(何に書いてもいいですよ。)に、対象事業の名称(平木阿波ウインドファーム事業・平木阿波第2ウインドファーム事業と書きましょう。)、住所、氏名を書いて、津市役所環境部環境保全課や美里・安濃・芸濃の各支所ならびに伊賀市役所、大山田支所にある意見書箱に入れましょう。

 グリーンパワーインベストメント社に直接郵送しても大丈夫です。あて先は

〒107-0052  東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 9階 です。