風車の足下で実際に起こっていること。

法面の土砂が流れてしまっています。

こんな悲惨な状態で放置されています。

 シーテック社のウインドパーク笠取の現状です。こんなに土砂が流出してしまっています。遠くに風車を見ていると「あー、きれいだなー。」とか「あー、のどかだなー。」なんて思う人もいるでしょう。しかし、その足下の実態はこんなものです。これが一時的な状態ではなく、ずっと放置してあるんです。地元企業のシーテックでさえ、この始末。東京の企業のグリーンパワーインベストメントでは・・・。不安しかありません。

 

 今回、計画されている「平木阿波ウインドファーム」「平木阿波第二ウインドファーム」は、このすぐ隣。地盤が軟弱な場所があると指摘されていますが、このように表層土ももろいんです。それなのに、グリーンパワーインベストメントは188.9mm/hという空前の大雨(三重県の宮川村で死者6名・行方不明者1名・全壊20戸・半壊17戸という大災害に見舞われた時でも、1時間の最大雨量は125mmでした。)でも、地面にしみこんで沢に達する前に浸透するなどという「大嘘」・超「机上の空論」を予測値としてあげています。こんなでたらめな予測・評価に基づいて風車が建てられれば、上の写真どころじゃすみません。人間だけでなく、生物への影響も甚大になることでしょう。

 

 住民説明会は終わりましたが、グリーンパワーインベストメント社には「意見書」という形で声を届けられます。意見書は難しいことを書かなくてもいいんです。もちろん、自分の専門的な知識を活かせる方や、自分で調べたことを書くのも大歓迎!でも、そういうことが書けなくても、自分の経ヶ峰への思いや、「風車は経ヶ峰にはいらない」という思いを書くだけでも十分な効果があります。数も大事なんです。ぜひ、反対の声を届けましょう。

 

 意見書は書面(何に書いてもいいですよ。)に、対象事業の名称(平木阿波ウインドファーム事業・平木阿波第2ウインドファーム事業と書きましょう。)、住所、氏名を書いて、津市役所環境部環境保全課や美里・安濃・芸濃の各支所ならびに伊賀市役所、大山田支所にある意見書箱に入れましょう。

 グリーンパワーインベストメント社に直接郵送しても大丈夫です。あて先は

〒107-0052  東京都港区赤坂1-11-44 赤坂インターシティ 9階 です。

 

 6月23日までです。お早めに。