風車の足元で川が大変なことに!

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 上の写真は163号線から旧長野トンネル方面に向かい、最後のヘアピンカーブの途中から作業道を登ったところの河原です。長野峠付近の風車の音を聞きに行った時、舗装されていない作業道があり気になって、歩いて行ってみて撮影してきました。風車の音もすごくて「めっちゃうるさいやん!!」とビックリしましたが、この河原の異様さにも驚きました。
 堰堤のすぐ上流になっているのですが、一面土砂に埋め尽くされた感じです。帰宅した後、地元の方に写真を見てもらったところ、「風車で出た土砂をそのまま下に落としたのが流れ込んだのではないか?」ということ。また藤本ともこ市議会議員に市に聞いてもらったところ、この場所かはわからないものの、風車を建てたシーテックが土砂を搬出しているところがこの近辺にあるとのこと。確証がないので断言できませんが、やはりこの河原は異様なので、今後も追及してみます。
 風車の問題に、こうした土砂の流出の問題もあります。風車を建てる時に道をつけますし、風車を建てるところでは周辺を削ります。その後、植林をするなどと言いますが、以前に載せたように、植物は食べつくされ土がむき出しのままです。そうすると雨が降れば土砂が流出することは素人でも明らかです。
 長野峠側だけでなく、芸濃側でも安濃ダムへの土砂流入量が想定を上回っているのだそうです。この風車建設で土砂流入がさらに増えれば、土砂をダムから出す作業とお金が増えます。農業をする方にとっては川が埋まっても、ダムが埋まっても深刻な影響が懸念されますよね。