川口氏の説明に対して…

 グリーンパワーインベストメントの川口氏からの計画変更案についての説明に対して、次のように意見を述べました。

①風車の設置位置、大きさなどをはっきりと示せ!

 基数を減らす代わりに出力などを大きくすることを検討中とのこと。「どれくらいの大きさの風車をどこに設置するかはっきり示さなければ、そもそも環境影響調査はできない。」と指摘。現時点は高さ160m(以前は高さ145mでした。)で計画中だが、今後、変わるかもしれないとのこと。「はっきりと示せ。」と迫ると、「大きく変わることはない。」「(ブレードが)数mから10m以内(の変更)程度。」と答えました。経済産業大臣の意見でも風車の位置を示さなければ環境影響調査は正確にできないとの指摘を受けています。誠意をもって、はっきりと具体的に示すよう求めました。

②方法書の段階での住民説明会を再度開くよう要請!

 現在は方法書の段階です。この計画変更案が住民に示される時には、次の「準備書」の段階に進んでいるということはあってはならないことです。前回の住民説明会でも「周知徹底がなされていない。」「時間が不十分。」「津市中心部でも開催せよ。」との意見がありました。「住民に説明することなく次の段階に進むことは断じて許さない!」と伝えました。

 住民説明会直後は「1年と言わずに説明会を再度開催したい。」と川口氏は述べていました。それが1年以上何の音沙汰もなかったのです。計画の是非以前に、「信頼」の問題です。「この間、住民に誠意を全く見せて来なかったグリーンパワーインベストメントという会社に対してはまったく信用ができない!」と意見を述べました。

 現時点ではコロナウイルス感染拡大を防ぐ意味から住民説明会を開催できる状況ではありません。コロナウイルスが収束に向かうまで待って、その後、「方法書」段階での住民説明会を再度開催するよう求めたことに対し、「即答はできないが、4月半ばまでには必ず返答をする。」と答えました。