錫杖湖水荘 住民説明会に参加してきました!

 今日(19日)に津市芸濃町の錫杖湖水荘で開かれた住民説明会に参加してきました。13時30分からの開催で、昼間に開かれるのはここだけです。私が数えたところでは、参加者は30名弱。まず、事業者であるグリーンパワーインベストメントと、環境影響評価を作成した三重県環境事業団から1時間余り説明があり、その後、質疑応答がありました。私は仕事があるので3時には会場を出なければならないので、さっと手を挙げ、質問をして帰りました。

 

 質疑応答は次の通りです。

①住民への告知が新聞の小さな告示だけで、わかりにくい。住民に説明をしたい…という姿勢を感じない。方法書の時も批判されたのに、なぜ、また新聞広告だけなのか。

 

②今まで約束を反故にしたり、質問に答えなかったりと、グリーンパワーインベストメント社は信頼を裏切る行為ばかりしてきた。不信感を持っている。信頼できない。このことをどのように受け止めているのか。

 

③準備書は1700ページもある。それなのにダウンロードもできない。不親切だ。住民にもっと分かりやすくするべきではないか。

 

安濃町からは風車は見えなくなったが、経ヶ峰山頂からは見える。垂直角度は3.7°で「圧迫感はない」と評価されているが、景観に影響があるかどうかは角度だけでは測れない。また、上下の角度だけでなく、既存の風車や建設予定の風車も含め、広く視野いっぱいに風車が立ち並ぶ風景は景観に影響を与えるのではないか。その点は調査・評価しなかったのか。

 

⑤エリアを縮小したことで、登山ルートの改変の影響は「最小化」したというが、何をもって「最小」と評価したのか。最少は0であり、風車を建てないということではないのか。

 

⑥ISOの基準に照らして低周波、超低周波の影響がないと言っているが、ISOの記述によれば、低周波は聴覚以外にも感知されるとなっている。聴覚以外の人体への影響は調査したのか。

 

と行ったことを質問しました。回答は予想通り、これまでの答えを繰り返すか、「すみません。」と謝るかのどちらかでした。謝ってほしいのではなく、それならば改善しろよ!って言いたいところです。時間がなく質問だけで終わってしまい、不完全燃焼でした。「説明会を行った」という実績作りのための「説明会」のように感じました。