伊勢新聞のコラム

 伊勢新聞の今日の朝刊のコラムに、経ヶ峰の風力発電所建設計画のことが取り上げてありました。なかなか厳しい論調で、いいね!をクリックできるものならしてあげたかったです。
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 前半部分をアップすると…
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 今回の計画を「常識ある人間の計画とはとても思えない」とバッサリ切り捨てています。地元住民にとって大切な山も、遠く離れた東京の人にはそんな地元の思いは見えないのでしょう。遠く離れた首都圏に送る電力を作っていた福島の原発事故の問題も、離れているが故にだんだん「痛み」が見えなくなっている現状があります。
 後半部分をアップすると…
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 お隣、亀山・津市・伊賀市にまたがる地域に計画されていた風力発電所の計画も取り上げています。こちらは市民の運動の結果、亀山市が反対し、「計画断念」と報道されました。が、その後のことはみなさん、あまりご存知ないようですが、このコラムにあるように、亀山の加太地域だけ除外し、津市・伊賀市の部分はそのままに再度計画が持ち上がっています。除外されたと言っても、加太の小学校は風車建設地域から目と鼻の先です。加太の人たちは「バカにしている!」と憤っています。
 以前のこのブログでも書きましたが、形を変え、事業者が変わり、何度も計画を出されたら住民は疲弊していきます。住民が反対の意思を示した地域、住民が大切にしている山域を保護する条例やしくみを作るべきだと、私は考えています。三重県に署名を手渡す時に、経ヶ峰を始めとするそうした地域を守るよう要望しました。