作業道の悲惨なありさま

 今日は天気が良かったし、午後から少し時間が空いたので、長野峠から登山道のない道なき道を行くアドベンチャー登山。ブーンブーンというジャンボジェット機が飛んで行く時のような音に導かれて森を抜けると、風車のすぐ近くに出ました。これがウインドファーム笠取か?!
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 風が強かったこともあり風車が勢い良く回っていました。すごい音です。ぞっとしました。こんな音が山頂近くでしたら、ゆっくり山頂でくつろげません。
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 登山道とはとても言えないくらい幅広い作業道がついていました。山を削った後は植樹をするということでした。植樹はしたのかもしれませんが、まったく根付いていません。雨水の影響でしょうか、土砂崩落したのがそのままになっています。形だけ植樹をして、あとはほったらかしなんでしょう。
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  唯一(と言ってもいいでしょう)根付いているのは馬酔木(あせび)。鹿が食べないからです。鹿が食べないことを知っているので、馬酔木ばかり植えてあります。
 事業者は説明会などでは聞こえの良いことをいいますが、実態はこんなものです。ウインドファーム津芸濃では登山道がいくつか重なります。こんな風に拡張され、木や草を植えても鹿などに食べられたり流されたりして根付かず、その結果、土砂崩落が起こる…。風車の大きな音を聞きながら、馬酔木ばかりの山となる…。まったく悪夢です!!